あれ〜、最近、体の調子がおかしいな!
と思ってから、
バセドウ病と診断されるまで、
約10ヶ月かかりました。
なぜ、そこまでかかったのか?
と言うと、
私の場合生活に支障がなかったため。
家で仕事をしている関係上、
疲れた時は、
すぐに横になれる環境だったからです。
でも、最終的には病院に行こう!
と思ったきっかけがありました。
バセドウ病の初期症状は?
今、思いおこせば、
バセドウ病の初期症状は、
大きく分けて5つありました。
倦怠感、頻脈、筋肉痛、体重減、手の震え。
バセドウ病の初期症状の倦怠感
私の場合のバセドウ病の初期症状で
最初に気がついたのが倦怠感。
今までは運がいいことに
大きな病気もしたことなく、
倦怠感には程遠い生活でした。
それが、ちょっと動くと凄く疲れる。
今まで経験した事がないような、
倦怠感でした。
この時期は、
午前中は起き上がるのもキツかったので、
ほとんど寝ていました。
バセドウ病と診断される
10ヶ月ほど前の事でした。
バセドウ病の初期症状の頻脈
そして倦怠感の次に気がついたのが、
頻脈でした。
そういえば、最近、心臓の鼓動が早いぞ!
と思いました。
倦怠感が凄かったので、
寝ていると心臓の音が聞こえるくらい強く、
そして早かったのです。
ドキドキドキと、
今と比べると2倍ほどあった気がします。
そして左の脇の下も痛かったので、
心臓病を疑ったくらいでした。
バセドウ病の初期症状の筋肉痛
人間の体は良くできており、
倦怠感にも慣れてきます。
最初は起き上がれないほどだったのが、
しばらくすると慣れてきます。
倦怠感は薄れてきましたが、
頻脈は相変わらず。
そして次に体に起こった異変は、
全身の筋肉痛。
何もしていないのに足が痛かったり、
背中、腕、腹筋などの筋肉痛。
中でも酷かったのがふくらはぎ。
ちょっと押すだけで激痛が走ります。
この時は妻にマッサージを
してもらっていました。
バセドウ病の初期症状の体重減
気がつくと体重が減っていました。
今までと同じくらい食べているのに、
目に見えて体重が減ってきます。
この時期は倦怠感もほとんど無く、
食い放題じゃん!
と深刻には思っていませんでした。
食欲は普通だったので、
いつも以上に食べていました。
それでも体重減は止まらずに、
最終的には1年で10kg痩せていました。
バセドウ病の初期症状の手の震え
そして最後に現れた異変が手の震え。
手の震えが病院に行こう!
と思うきっかけでした。
倦怠感や頻脈、筋肉痛、体重減は、
症状はありますが、
生活の質はそこまで変わりません。
なので、病院に行こうとは、
思いませんでした。
面倒くさいのと、
ここまでひどい病気と思わなかったから。
でも、手が震え出すと生活の質は、
ぐ〜んと下がってきます。
手が震えるので何もできません。
スマホを見るにも手が震えるので、
画面が小刻みに揺れ見にくい。
そして一番困ったのが文字を書く事。
昔に比べると、
文字を書く機会は減ったとはいえ、
全くなくなったわけではありません。
市役所での手続きや受け取りのサインなど。
どうしても文字を書く必要があります。
手が震えだし生活の質が下がったので、
重い腰を上げ病院に行くことにしました。
病院でバセドウ病と診断される
病院に行って今までの経緯を話すと、
甲状腺の可能性が高いと言われました。
田舎ですが運がいいことにその病院には、
甲状腺に詳しい先生がいたのです。
血液検査でバセドウ病が確定!
そしてその後エコー検査をすると、
甲状腺のあたりが真っ赤になっていました。
先生からは血流が集まり、
甲状腺が活発に働いている証拠!
と言われました。
ここからバセドウ病の
闘病生活が始まりました。