子供の頃はそんなに気になりませんでしたが
20代の後半から気になってきたのが、
食事の時の頭と顔の汗。

どんなに寒くても食事をすると、
頭と顔から滝のように流れる汗。

年を追うごとに酷くなり、
何を食べても汗をかくように。

そしてそれと同時に食事をしていなくても
顔と頭に汗を大量にかくようになりました。

味覚多汗症?食事の時の頭と顔の汗が特に酷かった

カレー

子供の頃はそんなに気にならなかった、
食事の時の汗。

でも、父親はカレーなど辛いものを食べると、
頭と顔に滝のような汗をかいていました。

この時は
親父も大変だな!
とそんなに気になりませんでした。

でも、20代も後半になってくると、
食事の時に少しずつ
汗をかくようになってきました。

最初の頃は見た目にも分からないので、
気になりませんでしたが、
そのうち滝のような汗をかくように。

最近、知ったのですが、
食事の時にかく汗は
味覚多汗症というみたいです。

家族で食事に行くのも嫌になってきた!

食事で滝のような汗をかくようになると、
外食に行きたくなくなりました。

何を食べても頭と顔からは大量の汗。
だんだんと人の目が気になるように。

人の目が気になってくると、
家族で食事に行くのも嫌になってきます。

でも、唯一の救いだったのがお寿司。
お寿司はなぜか食べても汗をかきません。

そこで、子供に外食をせがまれたら、
回転寿司に連れて行くようになりました。

でも、子供は正直なので、
回転寿司が続くと、
え〜、また回転寿司?
とあからさまに嫌な顔をします。

そして妻も
気にしないならいいじゃん!
とファミレスに連れて行かれる事に。

ファミレスで食事をしていると、
当然、頭と顔からは汗が滝のように流れます。

気にするなと言われても、
こんなに頭と顔に汗をかくと、
気になります。

そしてふと他人の視線を感じたので、
見てみるとこっちを見てヒソヒソと。

私の汗の話を
しているのかどうかは分かりませんが、
あ、俺の事を話しているんだ!
と思い込むといっそう汗が吹き出します。

そこで食事をやめ、
一人だけ車に戻る事にしました。

こんな事が続いたので、
外食は嫌いになりました。
もうこんな生活が30年以上続いています。

バセドウ病の治療が進むと味覚多汗症も少しは軽くなってきた

バセドウ病の治療が進み、
FT3、FT4、TSHの値が
正常に入ってくると、
食事の時にかく汗が少し減ってきました。

減ったと言っても
最初が滝のように流れる汗だったので、
普通の人に比べると
かなり多い方だと思います。

でも、以前に比べると減ったので、
前に比べると幾分かマシになりました。

カレーを食べている時は、
頭を洗ったように汗をかいていたのが、
扇風機に当たりながら食べると、
気にならないくらいにはなりました。

手と足、脇の汗もそうですが、
バセドウ病の治療が進み
正常値に入ってくると
汗の量も減ってきました。

もしかしたら
バセドウ病も関係あるかもしれない!
と思い主治医の先生に聞いてみると、
関係ない!
と言われました。

でも、以前よりはマシになってきたので、
生活の質は少し上がりました。

もう少し汗の量が減ると、
生活もしやすくなるんですけどね。