年を重ねていくうちに、
だんだんと色んな立場を経験する。
子供の立場から始まり、
部下の立場、親の立場、上司の立場と、
だんだんと変化していく。
そして子供のころ分からなかった
親の立場も、
自分に子供ができると、
分かるようになる。
子供のころ、
なぜ母親はこんなに心配するんだろう?
と思ったことがある。
その立場になってみないと気持ちは分からない
そして自分が結婚し子供ができると、
あの時の母親の気持ちが
分かるようになってきた。
あ、こんな気持ちだったのか!
と。
子供のころはそんな事は分からないので、
勝手に
母親は干渉しすぎ!
と思っていた。
でも、自分の子供が同じ状況に陥ると、
母親と同じ行動をとっていた。
これは子供を心配する親心からの
行動だったのだ。
そして部下の立場の時は、
上司は
こんなことも分かってくれないのか!
と思ったことがある。
この時は同僚と上司の悪口を良く言っていた。
そして今度は自分が
上司の立場になってみると、
色んな部署とのからみ、予算、期日などで、
出来ないことが出てくる事が分かる。
そして部下の言い分も分かる。
やってあげたい気持ちもある。
でも、予算だったり期日だったり、
他部署とのからみで
部下の希望通りにはできない。
そしてその内容の全てを
話せない場合もある。
そんな時、部下には
オブラートに包んだような言い方になる。
こんな言い方をすると、
自分が昔思っていた、
こんなことも分からないのか!
となってしまう。
そして子供が結婚すると、
今度は自分が義理の親の立場になる。
妻と結婚し生活が始まると、
義父や義母とのやりとりが増えてくる。
自分の親に比べると、
言いにくいことがかなりある。
そして色んな場面で義母から干渉を受ける。
この時は、成人しているんだから、
俺たちの勝手にさせてくれ!
もう、いい大人なんだから、
そんなに口をださないでくれ!
と思っていた。
でも、自分がその立場になってみると、
やはり子供は昔から言うように、
いくつになっても子供だった。
なので、ついつい口をだしてしまう。
義母もきっと同じ気持ちだったのだろう。
でも、若いころはそんな気持ちは分からず、
言い合いになった事もあった。
今思うと、
もう少し優しくしておけば良かった。
そして自分の両親や義父義母が
子供を甘やかしていると、
そんなに甘やかさないで!
と言っていた。
でも、今は孫には本当に甘い。
何か買って欲しいと言われると、
すぐに買い与えてしまうし、
何かしてほしいといわれると、
何をおいてもすぐにやってしまう。
そして息子からは、
自分が昔言っていた、
そんなに甘やかさないで!
と言われている。
人生も50年以上生きていると、
本当に色んなことがある。
そして色んな立場を経験した結果、
その立場になってみないと
その気持ちは分からない!
ということを実感している。
一つ言えることは、
みんな誰かの事を大事に思っている
からこその行動だということ。
昔は思った事もなかった、
その人の気持ちを考える事。
以前に戻れるなら、
その人の気持ちを考える事を伝えたい。
そうすると、
もっと優しい行動をとれたと思う。
でも、そんなことは無理なので、
これを読んでいる人は考えて欲しい。
その立場にならないと、
その人の気持ちは分からないことを。